日本におけるフランス菓子の受容

フランス菓子は日本で大人気ですがどのようにして日本で広まっていったのでしょうか。ここではその歴史の一部をご紹介いたします。

フランス菓子は、日本では最初「南蛮」のお菓子として人気になりました。ですのでフランス菓子ということがしっかり認識されるようになるのは明治以降です。

明治以降日本では急速に近代化が進むことになります。そこで食文化も近代化、つまり西洋化されていくことになります。特に明治時代の初期において、日本では多くのフランス人がフランスのお菓子を日本に持ち込んで人気となりました。しかし、日本人が本格的にフランス菓子に打ち込むようになるのはもっと後です。最初にアメリカに行って洋菓子の修行をする人が現れましたが、当時の日本は西洋化の際、法学・医学などを中心として海外にわたっていましたので、お菓子修業のために海外にわたる余裕はありませんでした。明治の中期に入って日本でもフランス流のフランス菓子の製法が始まります。そのころからフランス菓子は洋菓子の中でも特別にオシャレなものとして、今に至るまで人気を保っています。

ラパレットもフランスの息吹をお菓子に込めております。ぜひご賞味ください。

 

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